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大阪・関西万博へ行ってきました
8月のある日、大阪・関西万博の会場を訪れました
東京ドーム約33個分という広さに驚きつつ、国ごとに個性を放つパビリオンを目にして、まるで世界を旅しているような気分になりました
建物のデザインや展示の内容には、各国の思想や文化が込められていて、一つひとつに立ち止まってしまいます
すべてを見て回るのは到底できませんでしたが、万博のシンボルともいえる「大屋根リング」に触れたとき、特別な感動がありました
この巨大な木造建築物は、ギネス世界記録にも認定された世界最大のスケールを誇り、日本の伝統的な工法「貫(ぬき)」が用いられているそうです
力強く、美しく、そして温かみのある木の質感、先人たちの知恵と現代技術の融合を目の当たりにし、まさに“未来へ続く日本のものづくり”を感じる瞬間でした
会場を歩きながら何度も思い出したのが、万博の会場デザインの理念である「多様でありながら、ひとつ」という言葉です
国や文化、考え方は違っても同じ地球の上で共に未来をつくっていく そのメッセージが建築や展示の随所に込められていて、胸に残りました
限られた時間の中でも、たくさんの“今”と“これから”に出会える場所 大阪・関西万博は、単なる展示の場ではなく世界と自分のつながりを見つめ直す、そんな時間をくれました
倉澤


