thought
山梨で、
自分らしく暮らす
vol.01
リベロホームを創業した理由
はじめにリベロホームの創業理由をお聞かせください。
実家が建築業を営んでいたこともあり、新卒でハウスメーカーに就職しました。ハウスメーカーでは営業職をしていたんですけど、家を作るよりは、家を売ることに没頭していて、数字も出ていたので、それでいいのかなと思っていました。定期点検でOB様に会いに行った時に「リビングをこうすればよかった」「外観はもっと工夫すればよかった」という意見をいただいたんです。その時に自分の仕事に疑問を持つようになりました。
なるほど、お客様の声がきっかけだったんですね。他に何か具体的なエピソードはありますか?
私が働いていたのは、全国展開しているハウスメーカーだったので、地域特性を考慮せず画一的な家を販売することに違和感がありました。お客様それぞれの暮らしに合った家があるはずなのに、決められたルールの中で家を選ぶことが注文住宅と言えるのか疑問に思うこともありました。
できないことを諦めてもらうことも多かったのでしょうか?
そうですね。ハウスメーカーは、設計ルールが厳しいので、できないことや選べないアイテムが多く、お客様の要望に応えられないことが多くありました。そんな時に、先輩が趣味でやっていたログハウスのワークショップを手伝ったんです。設計図通りではなく自由にカスタムしていく様子を見て、大きな衝撃を受けました。
ログハウスのワークショップがきっかけで、家づくりに対する考え方が大きく変わったんですね。
はい。ハウスメーカーのような画一的な家に自分たちの暮らしを合わせるのでなく、自分たちの暮らしに合わせて家を作るべきだと気づきました。ハウスメーカーを退職した後は個人でリフォームをしたり、建設会社の住宅事業部で仕事をしました。その経験を経て、建築家のサポート工務店としてリベロホームを設立しました。
vol.02
建築家と家づくりを通じて、家づくりの価値観が変化した
建築家のサポート工務店がリベロホームのスタートですが、建築家さんとの家づくりで、何か印象に残っているエピソードはありますか?
建築家とお客様との打ち合わせに同席する機会があったんです。そこで、建築家とお客様がお互いの意見を言い合い、妥協点を探りながら、間取りや設備、コストなど、様々な要素を検討していく様子を目の当たりにしました。
家づくりにおいて、コスト以外の要素も重要視されていたということでしょうか?
はい、コストももちろん重要ですが、それ以上に「これができなきゃ意味がない」「このために家を建てるんだ」といったことへの建築家のこだわりに驚きました。お客様の暮らしに目を向けて、家の本質的な価値観を追求する建築家の姿勢に感銘を受けました。単なる間取りや設備ではなく、その家で実現したい暮らしや夢を叶えることが、家づくりにおいて最も大切なことなのだと気付かされました。
具体的にどのような価値観を追求されていたのでしょうか?
例えば、別荘を建てるお客様で、「このロケーションでこの景色を見るために土地を買ったんだ」という想いを持っていらっしゃる方がいました。その想いを実現するために、建築家が「この方向に窓を取れば」「庭をこっちに開けば」と奮闘している姿を見て、住まいの価値とは、単なる機能性やデザイン性だけでなく、お客様の夢や理想を形にすることだと確信しました。
建築家との家づくりを通じて、家づくりに対する考え方が大きく変わったのですね。
はい、お客様の夢や理想を実現するために、建築家と協力して家づくりをすることの重要性を学びました。同時に、お客様の想いを理解し、それを形にすることができる会社でありたいと強く思うようになりました。
vol.03
自社設計・自社施工でつくる自然素材の家への移行
建築家との協働から、自社設計・自社施工による自然素材の家づくりに移行された経緯に ついて、詳しく教えていただけますか?
リベロホーム設立当初は、建築家との協働による設計・施工が中心でした。しかし、有名建築家の案件は競争が激しく、なかなか依頼が来ない状況でした。
苦労されたんですね。それでも、建築家との協働を続ける中で、何か変化があったのでしょうか?
はい。素晴らしい建築家の方々と仕事をする中で、多くのことを学ばせていただきました。しかし、中にはお客様の要望よりも自分の作品性を優先する建築家もいて、お客様が望む家を建てられないケースもありました。
それは残念でしたね。
ええ。お客様の本当に実現したいことを叶えるためには、自分たちで設計・施工を行う必要があると痛感しました。それが、自社設計・自社施工へと舵を切る大きなきっかけとなりました。
自然素材の家づくりにこだわるようになったのはなぜですか?
建築家との協働を通じて、自然素材の持つ魅力や、住まいが家族の思い出や記憶に残る場所であることの重要性を再認識しました。自然素材は経年変化を楽しめ、住む人とともに成長していくような温かみがあります。そんな自然素材を使った家づくりこそ、お客様の理想の暮らしを実現できると信じています。
なるほど。お客様の理想の暮らしを実現するために、自社設計・自社施工、そして自然素材の家づくりにこだわっているのですね。
はい。お客様の想いをしっかりと受け止め、それを形にすることができるのは、設計から施工までを一貫して行う自社だからこそだと考えています。
vol.04
「山梨で自分らしく暮らす」を大切にするリベロホームのこだわり
「山梨で自分らしく暮らす」というコンセプトを掲げているリベロホームですが、家づくりにおけるこだわりについて教えてください。
はい、私たちは、「家族の成長や思い出が積み重なる場所」「人生の大半を過ごす場所として思い出に残る家」を作りたいと思っており、「山梨で自分らしく暮らす」をコンセプトにしています。
素敵なコンセプトですね。具体的にはどのような家づくりをされているのでしょうか?
まず、一般的な住宅のように間取りや部屋数といった固定概念にとらわれず、住む人の暮らし方に寄り添った家づくりを心掛けています。家の中だけでなく、庭や自然との繋がりも大切にしています。
庭や自然との繋がりとはなんですか?
敷地全体を暮らしの場として捉え、家の中と外が緩やかに繋がるような設計にしています。例えば、庭と繋がる大きな窓やウッドデッキを設けたり、リビングから直接庭に出られるようにしたり。そうすることで、自然を身近に感じながら、開放的な暮らしを楽しむことができます。
家の中にいても、自然を感じられるのは素敵ですね。間取りについても教えてください。
はい、間取りは固定せず、住む人のライフスタイルに合わせて自由に変化できるようにしています。家族構成やライフステージの変化に合わせて、家も変化できるような柔軟な設計が可能です。
なるほど、ライフステージの変化に合わせて、家も変化できるのは魅力的ですね。他に何かこだわりはありますか?
自然素材にもこだわっています。無垢の木や漆喰など、自然素材は経年変化を楽しめるだけでなく、調湿効果や断熱効果にも優れています。住む人の健康にも配慮した家づくりを心掛けています。
自然素材の家は、温かみがあっていいですね。
私たちは、お客様が「山梨で自分らしく暮らす」ことを応援したいと思っています。そのためには、お客様の想いをしっかりと理解し、それを形にすることが大切です。家づくりを通して、お客様の人生を豊かにするお手伝いができれば幸いです。
vol.05
多様化するライフスタイルに寄り添う、リベロホームの提案型家づくりとは?
リベロホームは、今後どのような家づくり、暮らしづくりをしていきたいとお考えですか?
これまでは新築住宅の建築がメインでしたが、今後は空き家や中古住宅に新たな価値を持たせ、お客様のライフスタイルに合わせた住まいとして再生させる家づくりにも力を入れていきたいと考えています。
面白いですね。具体的にはどのようなことをされるのでしょうか?
例えば、古民家を改修して、現代の暮らしに合うように機能性を高めたり、デザイン性を向上させたりといったことを考えています。お客様のライフスタイルや好みに合わせて、様々な提案をしていきたいですね。
それは、住む人の個性を活かせる家づくりになりそうですね。
はい。私たちは、お客様が「自分らしい暮らし」を実現できるよう、様々な提案をさせていただきます。間取りや内装はもちろん、庭や外構も含めて、トータルで暮らしをデザインしていくイメージです。
具体的に、どのような提案をされるのでしょうか?
例えば、「趣味の部屋が欲しい」「家庭菜園を楽しみたい」「テレワークスペースが欲しい」といった要望があれば、それに合わせた空間を提案します。また、お客様のライフスタイルや家族構成の変化に合わせて、間取りを柔軟に変更できるような工夫も取り入れています。
なるほど。お客様のライフスタイルに合わせた柔軟な対応が大切なのですね。
はい。私たちは、お客様が「この家で暮らして良かった」と心から思えるような家づくりを目指しています。そのためには、お客様との対話を重ね、一緒に理想の暮らしを追求していくことが重要だと考えています。
最後に、リベロホームさんの家づくりに興味を持っている方へメッセージをお願いします。
私たちは、「実現したい暮らしのイメージがある」「これから楽しい暮らしをしたい」「日々の暮らしを大切にしたい」という方々のお手伝いをしたいと思っています。ぜひ一度、私たちにご相談ください。お客様の理想の暮らしを叶えるため、精一杯お手伝いさせていただきます。