敷地を活かす設計士の提案力に驚いた
富士吉田市 A様
この土地が「こんな風になるんだ」という感動。
となりに至近距離で民家。面するのは、車通りの多い道路。
難しい条件の土地に叶えたのは、訪れる友人たちから褒められ続ける
工夫が詰まったコートハウスでした。
story01 家づくりのきっかけ
子どもの成長とともに、アパートが手狭になりました。
子どもが生まれて以来、「近い将来には家を」と考えていたというA様ご夫婦は、長女の小学校入学を目前に本腰を入れて家づくりに向けて動き始めます。
「住宅公園に行ったり、家を建てた友人たちから話を聞いたりして情報収集をしました。リベロホームさんのことは、近所ということもあり、以前から知っていました。スタジオがとてもおしゃれで、気になる存在でした。相談予約をして、行ってみることにしました」
初めて訪れた日から、スタジオの雰囲気に魅了されたというおふたり。
「私たちはゴージャスな感じやホテルライクなスタイリッシュさというよりも、自然な感じが好み。リベロさんとフィーリングが合うように感じました」
story02 土地の購入
住宅会社選びよりも先行して土地を購入していました。
家づくりをスタートしてから、おふたりが一番に決定していたのが土地。工務店を決定する前に、すでに購入をしている状態でした。
「夫婦ふたりとも、富士吉田市の出身。実家にも近い場所にと、自分たちで見つけた土地を購入していました。ただ、その『買ってしまった土地』がなかなか難しい土地で、隣の家が超至近距離にあるのです」
他の工務店と比較検討もしていたというふたりは、どこの会社に相談に行く際にも土地の図面を持参。
「リベロさんに最初に伺ったときにも、土地の図面を持参しました。感動したのはそこから。サッと手書きで間取りのラフを描いてくださったんです。同じ図面を持って相談に行っても、完全に土地に合わせた提案をしてくださったのはリベロさんだけ。その提案内容も独創的で、期待が膨らんだのを覚えています」
story03 プランニング
打ち合わせの時間が、とても楽しい。時間があっという間に過ぎていく。
リベロホームを家づくりのパートナーに決定したおふたり。予算や希望のヒアリングにはじまり、プランニングが進行します。
「最初に見せていただいたラフがすでに印象的だったので、ワクワクしていました。ただ、僕らにとって家づくりは初めての経験。何を伝えたらいいのか、どんな流れで話したらいいのか、何も分からない緊張もありました。けれど、担当の小林さんがうまく誘導してくださいましたし、うまく言葉にできない部分まで汲み取ってくださった。その上で、僕らの困りごとに対して、僕らが驚くような解決策をいつも提示してくださいました」
ふたりにとって最も大きな心配事だったのが、隣の家が近いこと。それを解決する手段として、リベロホームが提案したのが中庭のあるコートハウスというスタイルでした。
story04 収納計画
所持品をうまく収められるか。心配でしたが、見事解決してくれました。
間取りやデザインの計画と同じくらい、収納計画にもこだわったA様。「来客時にとりあえず詰め込める」スペースの他、生活動線に合わせて必要な分の収納を計画していきました。中でもこだわったのがパントリー。
「十分なスペースが確保できないながらも、どうしてもほしいとお願いして出来上がったのがこの形。冷蔵庫をモデルに完全オリジナルで計画してくださったそうです。扉を開けたら照明が点きますし、開いた両側の扉まで無駄なく使える大容量の設計でとても満足しています」
冷蔵庫の設計図を未漁って設計したというA様邸のパントリーは、お家を訪れる友人たちにも褒められるポイントの一つになっているそうです。
story05 住まいのこだわり
プライベートを守りながら、外と内のつながりにこだわりました。
至近距離に建つ隣の家の圧迫感を和らげるために計画した中庭がA様邸の大きな特徴であり、ふたりのお気に入り。
「外側の玄関があって、中庭を通過して、建物の入り口があるんです。この中庭があることで、家の周囲と程よく距離感を保つことができ、隣の家の圧迫感などを感じることがありません。建築的な意味でのいい緩衝材になってくれていますし、子どもが安心して遊べる空間にもなっています」
中庭を通してリビングにもたっぷりの陽光が注ぐほか、「リビングからそのまま出られる開放感もいいですね」とA様は聞かせてくれます。
story06 完成を迎えて
出来上がった時が、やっぱり一番感動しました。
完成前、工事中も何度も現地を訪れて様子を見ていたというふたり。図面に書かれていたものの通り、イメージ通りに仕上がっていく様子を見ては安心していたと言います。
「いざ、完成を迎えたときの感動はやはり大きかったですね。家といえば四角のイメージでしたけれど、『こんな風にもできるんだ!』という驚きが強かったです。自分たちが本当にかっこいいと思える家ですし、デザインも飽きがこない。歳をとったときの生活まで想像できると思いました」
story07 この家での暮らし
私たち家族にはちょうどいいサイズ感。数字よりも広く感じます。
家族の生活空間が広がる1階と、プライベートな空間を設けた2階。2階は将来的に子ども部屋をつくることも視野に入れた設計となっています。
「建坪は34坪。中庭がある効果なのか、暮らしているともっと広く感じます。畳の空間がほしくて、最後まで『和室』をつくるかどうか悩んだのですが、導き出したのがリビングの一部を畳にして、リビングと和室をMIXさせること。決して広いわけではありませんが、使い勝手よく気に入っています。めずらしいスタイルの家ですが、いろんな要素が自分たちにちょうどいいと感じています」
家を訪れる友人から「どこの会社で建てたの?」と聞かれることも多いそう。
「いい家だね!と言われるたび、とても嬉しくなります」と聞かせてくれます。
story08 リベロホームとの思い出
希望を叶えるための細かい調整が見事でした。
A様邸の2階の天井は2.2mと通常よりも低く設計されています。それは、なるべく大事なところを妥協せず予算内に納めるためのリベロホームの提案だったそうです。
「家づくりは予算があってこそ。全体のバランスを見て、この家での生活を考えて、予算をかけるところと、かけないところのコントロールをとても上手にしてくださいました」
開放感が魅力になっている1階。間仕切りやドアがほとんどないのもコストを下げる工夫の一つだったそう。
「既存のかたちをベースにするのではなく、土地と自分たちの暮らしに合わせて1から作っていくスタイルの家づくりがとても楽しかったし、完成した住まいを自慢に思っています。きっと他社さんより打合せの回数も多いのだろうと思いますが、とことん付き合ってくださった設計士の方に感謝していますね」