自然に囲まれたいけど、外の視線は気にしないで暮らしたい
富士河口湖町 H様
自然の中に暮らしていることを感じられる心地よさ
周辺の自然環境と調和する心地よい住まい。
「借景の美しさと空間のゆとりが心にも影響しています」
オーナーご主人は穏やかに語り、家づくりを振り返ります。
story01 家づくりのきっかけ
5年の海外勤務を経て、帰国前から「家を建てる」イメージを。
きっかけは、米国駐在勤務の任期満了と、お子様の小学校入学を目前に控えていたという2つのタイミングが重なったこと。群馬県生まれのご主人と東京都生まれの奥様。富士山麓の自然環境が好きだと口を揃えるふたりが最初にこだわったのは土地でした。
帰国後、社宅のある忍野村に暮らしながら自分たちで土地探しをスタート。「周りになるべく家が少なく、ポツンとしている感じがいいね」と理想を描き、見つけたのは森の入り口のような場所にある、キャベツ畑の跡地でした。
story02 リベロホームとの出会い
家の印象も、人の印象も、どちらも素晴らしかった。
土地探しと並行して、工務店探しもスタート。住宅展示場などを見学しても、なんだかしっくりこないと思っていたある日、ポストに届いた「リベロホーム」のDMに目を留めます。
近所に事務所があることを知り、ホームページの雰囲気にも惹かれたふたりは、静岡県御殿場市で行われていた住宅見学会に参加しました。
「とてもいい印象を持ちました。家は、温かみのあるシンプルな雰囲気。自分たちが憧れていたイメージに近く、スタッフさんの説明もとても丁寧。この人たちに任せたいと思いました」と振り返ります。
story03 プランニング
窓から見える風景を楽しめるようにしてほしい
ふたりの希望は「周辺の自然環境と調和する住まい」というもの。それと、「中庭がほしい」というリクエストも伝えたそう。
ゼロからイメージをつくる自由設計の住まい。リベロホームの設計営業・北原が提案したプランは2つ。道路に対して家の正面を約45℃傾け、住まい空間にコンセプトの異なる2つの庭を配したプランと、道路に対して並行にエントランスを置き、大きな庭を配したプラン。いずれのプランにも室内にいくつもの窓が計画されていました。
ふたりが選んだのは、2つの庭を持つプラン。「道路に対してちょっと傾いた家の配置、それと迷路のような間取り。住んでいて面白そうだと感じました」とご主人は話します。
story04 設計中の思い出
「プロってこう考えるんだ」と、毎回驚かされました。
何度も打合せを重ね、これからの生活のイメージを組み立てるように進行したH様の家づくり。「どういう暮らしをしたいか」と夫婦それぞれで考えることに始まり、キッチンや玄関まわり、クローゼットなどの仕様の決定。打合せは毎回「今日はこういうお話をしましょう」とテーマを決めて進行。
「何をどう伝えるのが正解なのか、分かりやすいのか、僕らはよく分かっていませんでしたが、北原さんが上手に僕らの希望を引き出してくれました。そして、希望に対して『こう来たか!』というアイデアを返してくださる。打合せのたびに驚いてばかりでした」。
story05 夫婦のこだわり
生活の中に、周囲の自然環境を感じられるように
愛猫がキャットウォークのように遊ぶことを想定した本棚や、広々の作業スペースを設けたL字型キッチン、そしてご夫婦それぞれが趣味に使うことができる2つの個室空間。そして、一番のこだわりは、家のまわりの自然風景を家の中に取り込む窓の配置。リビングに配した大きな窓のほか、ダイニングテーブルの隣にも座った時の目線の高さに合わせた正方形の小窓。さまざまな大きさと高さに配されたいくつもの窓によって、富士山麓エリアの借景が室内空間を彩ります。
また、2階のバスルームには月見窓。「お風呂に入りながら月見ができたら…という一言から、月の高さ・角度まで調べてご提案いただきました。ゆったりと湯に浸かりながら月を見る時間を楽しんでいます」
story06 完成を迎えて
日常が新鮮になった、新しい家での日々
完成を迎え、いよいよ新しい住まいでの生活が始まると、日常のささやかなことを新鮮に感じるようになったというご家族。「それまではワンフロアの生活だったので、この家に住むようになって上と下で会話するのが新鮮です」と奥様が話せば、「夫婦それぞれに自分の趣味を楽しめる個室があるのもいいですね」とご主人。
また、ご主人が「こもるのが好き」と話す2階のトイレも自由設計ならではのつくり込みを。空間自体が広めであることに加え、外壁材として使われるSOLIDを室内に採用し、落ち着いた雰囲気の空間となっています。
story07 この家での暮らし
空間のゆとりが、心にも良い影響を
キッチン、ダイニング、リビング。生活空間のどこからも借景を楽しむことができるH様邸。「何をしている時でも大体窓の外の景色を見られるので、気持ちが大らかになるんです。窓から取り込む景色の美しさや空間のゆとりというのは、心にも影響しているように感じます」と奥様。
住まい空間の一部である2つの庭は、一つは庭園のように鑑賞を楽しむもの、一つは芝を張ってアクティブに過ごせる空間に。「見よう見まねで手入れをしています。端には、小さな畑もあるんですよ。この家に暮らし始めてから身体をよく動かすようになったと感じています」とご主人も聞かせてくれます。
story08 リベロホームの住まい
デザイン、家の性能・機能、いずれも妥協のない家
開けていて生活が不便でなく、それでいて自然を身近に感じられると選んだ土地と、暮らしながら自然を楽しめるように借景をデザインした住空間。それまで大切にしてきた家族の生活と価値観に寄り添いながら完成させた自由設計の住まいは「窓がこれほど多いのに冬場も暖かく過ごすことができ、家の性能(機密性)の高さを実感しました」とご主人は快適さを強調。
「自分たちで集めた情報や希望から、細かいところまでイメージをつくり込むことができたのはリベロさんだったからだと思います。家の雰囲気ももちろん気に入っていますが、買い物したあとにそのままキッチンに荷物を置けるなど、機能としての使いやすさにもとても満足しています」と奥様が続けて聞かせてくださいました。